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はじめに♪

桜の下で園児 (4).jpg
長年続けてきた音楽教育を『社会福祉法人道心あそか保育園』の園児にも取り入れさせていただくことになりました。

♪園で過ごす生活のいろいろな場面に音楽を取り入れ、より心豊かに、穏やかに過ごせるように!
♪聴力が最も発達するこの時期と、保育園での生活が重なるので、その能力を十分に発揮できるように!
♪『体の動きに合わせた音楽・心の表現を素直に出せる音楽・お約束事などのルールを学ぶ音楽』
  これらのことが園児たちの暮らしに役立てられることを願っております。

そんな人間の成長の中で一番吸収の活発な保育園の子供たちの様子などを、この
いをだてるけがいのない保育園 音楽ブログで紹介させていただきます。

https://www.facebook.com/profile.php?id=100011678868076

10/15  5週間ぶりのレッスンでした。

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久しぶりのレッスンのためか、3クラスまでは100%声が出ていましたが、残り3クラスは、かなり喉が疲れてしまいました。どうやって喉を鍛えることができるのか、本当に知りたいです。

 

ちょっと個性的な園児たち、自由に走ったり、おしゃべりしたり、というクラスで、どうやったらこちらを向いてくれるか、あれこれと頭をめぐらせていました。何をやっても上手くいかず、ますます困っている私でした。

 

とにかく全員が耳を傾けられることをしよう!と思いました。

低い和音の音色を柔らかく、ペダルを使って1回弾きます。それを「きこえる? まだきこえる?きこえなくなったら手を挙げて」と、ささやいてみました。

 

するとあんなに騒々しかった空気が一変して、お口も結び、真剣に耳をすませています。全員がし~~~ん!となっています。それから鍵盤の真ん中の音域で立ち上がり…高音で背伸びして万歳をしてもらいます。そしてすぐに低音の和音に戻る。これを数回繰り返します。みんなの表情がざわついていた時とは明らかに変わっています。

 

この音を聴く前までの私の気持ちは、どうだったのか…かなりめげて、「騒いでいるのは久しぶりのレッスンだからよ」とか、「園児たちは嬉しすぎてキャーキャー言っているのよ」とか、園児に理由をつけて、自分を納得させている部分がありました。

でも、このままではいけない!という気持ちがいっぱいになり、あっちをやり、こっちをやり、そして最後の「し~~~ん」にたどり着いたわけです。

 

園児たちが心を合わせて一心に音を聴いている姿を見て、心が負けていたのは私だ!と強く思いました。

教師だってめげるときがある!ここの園の方針でもある「押しつけの教育はどうなのか?」ということを意識しながら、自然に園児たちがやりたくなるような音楽を、もっともっと私は、勉強していかなければいけない!と強く思いました。園児たちの可能性を私が信じなくてどうする!園児たちの素直な反応に感謝です。田村よ、まだまだだな~~~!と言われそうです。(^^


次回のレッスンは2週間後です。また宜しくお願いします。<(_ _)>

9/10 元気が爆発!

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1才児クラスが入ってきたと同時に、キャーキャー悲鳴に近い声をあげながら走り回っています。ハイテンションです。とてもすぐには収まりそうにもありません。

そこで高い音の連打を聴いたら両手を上げて「キャー」と叫びながら走ります。それをしていると何人かの園児がうるさいと感じ始めます。そのとおり!それを待って、今度は低い音でうごめいたような音の連打を聴いたら、口に手をあてて走ります。その時の静けさ!声には出しませんでしたが「ふ~、やっと耳が解放された」と思いました。それを23回くり返した後は、落ち着いてレッスンができました。


レッスンの始まりをどう対処するか…「静かに!」と制止してもスッキリできないものが残ったりします。でもとりあえずキャーと発散させると、レッスンに集中できます。これって、ピアノでも同じような気がします。


もう一クラス、始まりの時、同じようなことがありました。壁ペッタンで落ち着かせようとしても誰かが離れています。どんな風景かというと…例えると、年に12回、渡り鳥が、ある時間になると、電線いっぱいに集まってきます。その間を、割り込んで入ると、割り込まれた鳥が飛び立ち、いつまでたっても鳥がさわがしい…こんな光景をご存知でしょうか? きょうの園児たちは、そんな状態でした。


そこで、みんなが見える反対の壁に座り、「1・2・3・4」と言いながら、足首をまわします。園児たちは、なにが始まった?と私の動きに注目し始めます。次に頭の上と、ももを「1・2・3・4」と数えながらさわります。次は片手をモリモリ筋肉マンのように…いろいろおもしろおかしく動かしていくと、全員がちゃんと壁ペッタンをして、私と同じ動きをしてくれます。それもニコニコしながら。最後はきょうつけの姿勢まで行ったら、レッスンの始まりです。

 

今週も楽しいレッスン満載でしたが、次のレッスンまで5週間もあいてしまいます。残念!乳児は、きっと成長しているでしょうね。では、1015日に、会いましょう!

 

 

 

 

9/3 親御さんと朝の会話も楽しみの一つです。

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登園すると、園児を連れてくる親御さんたちと出会います。

今朝は、あるお母さまが「以前、みどりのウンチについて田村先生がブログ(5月21日http://asokamusiclesson.blog29.fc2.com/blog-entry-279.html)を書いていらっしゃいましたよね。生まれてきたばかりの赤ちゃんで緑のウンチをすることがありますよ。」と教えてくださいました。私:「どんな緑の色ですか?」おかあさま:「けっこう濃い緑いろです。」私:「あ~、やっと私の疑問が解決できました。ありがとうございます!」とお礼を言いました。園児たちが言っていたことは本当だったのですね。

 

0才児クラスで、バッハの平均律Ⅱの1番プレリュードを弾きながら、グノーのアヴェ・マリアを歌いました。嬉しいことに、とても落ち着いて聴いてくれていました。(^^

 

1才児クラスで「犬のおまわりさん」を普通と速いのテンポを感じてもらい、次に「低い音でマイナー」にして歌いました。そのとき、担任の一人の先生がまるで女優!ものすごく感情を込めて悲しそうに歌っています。あまりの熱演に、私は感激していました。本当に保育園の先生たちは、お上手です!


2才児クラスは、実験レッスンをしました。それは2つのグループに分けて、別々にレッスンをしたのです。来週は、違うメンバーで分けのレッスンをしてもらうことにしました。いろいろやって、一番効果のあることを探し求めたいと思います。

 

年少、年中、年長それぞれのクラスに発表会で歌う歌を発表しました。それは「七つの子」です。年少クラスの先生が「ねえ、なぜカラスは鳴いているの?」「かわいい、かわいいと鳴いているのは、だ~れ?」…みんなで歌詞の意味を考えます。


そのあと、7つの子になってもらうために7人ずつわかれます。そして歌詞を言いながら、親ガラスが我が子を愛すように、私が一人ずつ園児たちの頭を撫でます。

 

実は私が家で伴奏を弾きながら歌っていた時のことです。♪か~わいい、か~わいいとカラスが鳴くの♪という部分になったら、涙がとめどもなく出てきました。カラスだってこんなにわが子たちがかわいいんだな~という気持で胸がいっぱいになりました。そしてあまりの泣きじゃくりに、ピアノが弾けなくなりました。

 

♪か~わいい、か~わいい♪と歌いながら頭をなでなでしました。みんな、その歌の気持が伝わったように、満足げな顔をしていました。

8/27 お盆休みの後に…

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保育園の夏休みは、お盆休みの期間だけという、とても短いものです。けれども、園児たちにとって、ご家族と一緒に朝から晩まで過ごせる時間が何よりも嬉しいようです。

 

先週も感じていたのですが、親御さんたちがお子さんを保育園に預ける生活に戻る…大人は理解できていても、園児たちは不安になるようです。

 

年少クラス以上では、生活リズムにも早く慣れるようです。また0才や1才ではまだ幼すぎて感覚的には感じていても、態度にはあまり寂しさはでないようです。ところが2才クラスは、その中間の位置にいるのでしょうか、とても不安定な園児がちらほら見受けられます。

 

夏休み前は、楽しそうにレッスンを受けていた園児が…「だっこ~!」と、担任の先生が抱きあげるまで泣いていたり、いつも手をつないでもらわないと不安な子、急に何もしないで座って怒っている様子の子、…園児たちの気持ちが不安定になっています。

多分、あと1週間くらいたつと、落ち着いてくれるかもしれませんが、見ていて心が痛いです。

 

夜のニュースで、新学期がきょう始まった所が多いそうです。それに伴い、心のバランスが崩れるようで、学校でも配慮をしているとのこと。

 

きっと園児たちだけでなく、学校に行っている人たち、お仕事が始まった社会人、それぞれが、ある意味でいつものパターンに戻るまで時間がかかるのかもしれませんね。

 

添付している写真は…2才児クラス、打楽器セットを取りに行くとき…例えば、「女の子がきょうは先に、次は男の子の順番ね。」と先生が言っても、何が男の子か女の子かまだわかりません。その子の名前を言いながら、「*ちゃん、取りに行っていいのよ。」と先生方がお知らせしています。まだまだそんな年齢なのですね。

 

前は、打楽器セットめがけて、みんなが走っていたのが、今では壁ペッタンで「待つ」ことが理解できるようになっています。この年齢でルールを守ることが分かり始めています。

 

あ、お知らせが遅くなりましたが、私の声は50%まで回復しています。ただ歌うとまた喉が痛くなるので、これももう少しの辛抱です。ご心配をおかけしてすみませんでした。

では、来週!

プロフィール

T. Tamura

Author:T. Tamura
田村智子:http://www.musickey-piano.com/ 
国立音楽大学ピアノ科卒業後、アメリカにてピアノ指導法を学ぶ。岩瀬洋子氏と共にMusic Key Piano Schoolを設立。テキストの執筆など著書は100点以上。ピアノレッスンの傍ら、全国でピアノ講座を展開。また保育の分野で、0~6才の園児や教師を指導。
https://www.facebook.com/profile.php?id=100011678868076

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