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大人になったな~!

男の子sその生徒の思いで…

保育園のとき:音楽レッスンがある月曜日、週末をきっと楽しく過ごしたのでしょう。パパと離れるのがさみしくて泣いている。パパも後ろ髪引かれる思いだったと思います。

 

小学1年のとき:車の中で寝てしまい、ぐずって、レッスン室の玄関で入る入らぬとママに怒っている。

 

小学2年のとき:ピアノを弾いている時、ちょっと間違って23回弾きなおし。目には涙が!教師である私の心「わ、わたし何も言っていないのに…なぜ~?」

 

小学3年のとき:必ず弾いて間違えるたびに床に寝転がる。なかなか曲が終わらない!

 

そして今は小学4年生:年中の弟がかわいくてしょうがない。レッスンが終わりドアを閉めるとき、おじぎをして帰る。その仕草が、親になっている!まるで「本当に弟がお世話になります。」みたいな感じなのです。つくづく成長したな~と、感慨深い思いになりました。

《生徒を褒めるって難しいときが…》

さかさまド12月に「ひっそりコンサート」をすることになったワンパク男子2人組み。

Kは「わかーるピアノ1」から「組曲:おうちをたてよう!」全6曲演奏でYがストーリーを読み、曲中の歌詞を演奏にあわせて歌う。

Yは「わかーる曲集2」から最後の3曲がペアなので6曲演奏。Kが歌詞を読み、曲に合わせて歌う。

 

Yがストーリーを読む練習をすることになったけれど、わざと「本をさかさ」にして読んでいる。内心、よくあれで読めるな~と感心して、つい、それを褒めた!

…今週、また本をさかさにして読み始めたが、つっかえつっかえになっているので「Y、お客様があれ?あの子、なんで本をさかさまにしているのかな?変だな~、って思うからちゃんと本は、そのままで読もうね。」とアドバイスをした。

 

*私の反省:前回、さかさまに読むのを褒めたから、今回も同じことをした。本当は、「すごいね~!さかさまに読めるなんて。でもちゃんと本をさかさまにしないで持って読んだ方が、ずっとかっこいいよ。」という、もう一言が足りなかった!おもしろ感覚は大いにけっこうだけれど「でも本当はね…」と、いうポイントをもうひと押しするべきだったと反省。

教師の一言って…むずかしいな~。まだまだ学ぶことが一杯私にはある。

鬼滅の刃は焼肉屋さん?

いのししド

最近、男の子たちは鬼滅の刃の話でレッスンが始まる。そして生徒の靴下、マスク、Tシャツなど、どれかに、そのキャラクターが入っているから驚きだ。

きょうは、3つの名前を覚えた。

①いのししのいのすけ、 

②とみおかぎゆう、 

③たんじろ、…である。 

私のイメージは

①いのししの胃、

②とみおか牛、

③タン塩

・・・これは焼肉屋だ!と、一人ガッテンした。

 

小1男子は、先週①のいのすけが、2本の刀を持っているイメージで大きな声をあげて、むかってきた。思わず私も、彼を受け止める態勢に構えたが、かなり本気になっている。彼の話によるとギザギザの折れた刀ということで、ツメをたてている。

 

この子を見ていて、保育園の先生の話を思いだした。月曜日の男の子たちは威勢がいい。それは休日に、戦う場面のアニメを見て、その影響が月曜日に出るという。私の音楽あそびレッスンは、まさにその月曜だった!

 

さて、そういう子のピアノレッスンをどうするか? …鬼滅の刃を使うのがいい!

調度「わかーるピアノ1」組曲:おうちをたてよう 1曲目《ゾウさん、はしらをたてる》を練習していたので、鬼滅の刃「柱」を歌詞に取り入れたら、なんと弾けない所が、すごい集中力で弾けるように!…「す、すごい!すごすぎる!」と言ったら、とても喜び、最後まで集中が途切れずに弾ききりました!ブラボー!

 

 

♪Yくんの生活に、いつも寄り添っている音楽…

サックスs

今回、登場するYくん、社会人になるまでは、ピアノレッスンを続けていました。高校の時は部活が終わってから上り坂を自転車で1時間ぐらいこいで、レッスン室に夜8時過ぎに到着。よくがんばった!

 

そのYくん、社会人になりたての頃は、ウィンドオーケストラの仲間になり、演奏会をよくしたようですが、仕事が忙しくなると行く時間も練習時間もとれず退団せざるを得なかったそうです。

 

そんな彼と、*十年ぶりで一緒に音楽を楽しみました。なんとサックス3種類(ソプラノ・アルト・テノール)持参!私はサックスについての質問が止まらない!完全に私が生徒でした。

 

それから「ジョージの小さな演奏会」連弾部分を初見で吹いてもらいました。メロディーを3つのサックスで比較するのも、とても貴重な経験でした。

 

終わりのころになったら「僕、まだ吹けないけれど、2曲やりたいのがあるんです。」と言って楽譜を出してきました。アップテンポのもので私自身も練習が必用!これは絶好のチャンス!「私にぜひやらせて!伴奏譜をお願い!」に彼は満面の笑み!次回はいつになるかわからないけれど、こういう関係でつながれることに感謝しました。

 

帰ってから…Yくんが初めてピアノを習いに来て*十年たっている。そして音楽が彼の生活の一部としていつもある!これは何てすてきなことだろう。正直、ピアノが上手とは言えなかったけれど、音楽を愛する気持ちは、あの頃からずっと持ち続けていてくれる…そのことが、何よりも私は嬉しく思う。

 

上手に弾けていた方から「年取って自分の演奏が下手になっていると、ピアノから遠ざかるのよ。」と話されて驚いたのを覚えています。私は、その年齢にあった音楽の楽しみ方があるように思います。

 

「上手に弾ける弾けないではなく、今の自分にあった居心地の良い音楽を探ってほしい!」と思います。…え?弾けない私の言い訳? ま、それもいいじゃないですか。(^^

教師が「お願い、もう終わりにしてほしい。」と言うレッスン

小1の男の子二人組のレッスン、部屋に入る前から不機嫌なムード。学校が始まったから疲れているのかな?

 

「ねえ、この曲どんな感じがした?」と聞いてもすねた感じでシーン…。

これは言うのが恥ずかしいのか、質問されるのが嫌なのか、反抗期なのか…心の中で密かに分析する私。

 

それでもレッスンが進み、「弾けないって言っていたからどんなかと思っていたら、弾けているじゃない!すごいわね~。じゃあ、こっちのページを宿題にしましょうね。」すると『今やる!』と二人同じ返事。「でも、他の曲もあるし、次のときまでに弾いてきて。」『やだ!今弾く!!!』「え~?じゃあ、二人がジャンケンして勝った人と、私がジャンケンして、私が負けたら今弾くことにしようか?」『よっしゃ~!』と、気合が入ったジャンケンです。とてもレッスン室に入ってきた雰囲気とは別人!

 

二人で1時間のレッスンをしますが、前述のように、弾きたがり、時間がどんどん過ぎて、全部の本まで見れないことがあります。次回にと考えていると…『先生、この本、まだだよ!』と言われ、

まいったes「ね~、もう1時間以上もレッスンしているから、次のレッスン1番にその本をしようよ。」とお願いする事態に。

「じゃあ、おしまい。きょうもよくレッスンできました。さようなら。」と言ったとたん、二人はピアノへ突進!思い思いの曲を弾き始めるのです。

 

私は、もうヘトヘトなのに…嬉しい悲鳴です。でもきっと、それぞれにスランプが来るはず。その時、どう乗り越えていくか…楽しみな生徒たちです。

プロフィール

T. Tamura

Author:T. Tamura
田村智子
http://www.musickey-piano.com/

国立音楽大学ピアノ科卒業後、アメリカにてピアノ指導法を学ぶ。
岩瀬洋子氏と共にMusic Key Piano Schoolを設立。
テキストの執筆など著書は100点以上。
ピアノレッスンの傍ら、全国でピアノ講座を展開。
また保育の分野で、0~6才の園児や教師を指導。

http://wakarupiano.com/

https://www.facebook.com/profile.php?id=100011678868076

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