はじめに♪

桜の下で園児 (4).jpg
長年続けてきた音楽教育を『社会福祉法人道心あそか保育園』の園児にも取り入れさせていただくことになりました。

♪園で過ごす生活のいろいろな場面に音楽を取り入れ、より心豊かに、穏やかに過ごせるように!
♪聴力が最も発達するこの時期と、保育園での生活が重なるので、その能力を十分に発揮できるように!
♪『体の動きに合わせた音楽・心の表現を素直に出せる音楽・お約束事などのルールを学ぶ音楽』
  これらのことが園児たちの暮らしに役立てられることを願っております。

そんな人間の成長の中で一番吸収の活発な保育園の子供たちの様子などを、この
いをだてるけがいのない保育園 音楽ブログで紹介させていただきます。

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4/24 園児が参加しなくなるとき…

DSC_0005_20170424165411a73.jpg今回は、2才児クラスの出来事をお知らせします。
ほかの園児が楽しくレッスンをしているのに、始めから二人の園児が壁にもたれて座っています。

きっと土日のお休みで体が疲れているのかしら?と思いながらリトミックを続けていると、一人、また一人と壁際に座っていきます。

まるで座っている園児に他の園児が引き寄せられる…そんな感じです。
そしてなんと、4分の1ほどの園児が壁際に座りました。それも楽しそうなお顔で!これではレッスンが続けられません。
う~~~む、どうしたものか…。

「壁際の園児に立ってもらう」から「全員座る」の逆転の発想をせねば!

そこで担任の先生方に「さあ、先生方だけで発表会をしましょう!みんなは座ってみていてね!」と園児たち全員に「お客さん役」をしてもらいます。

先生方は、横一列に立って「きょうつけ→おじぎ→きょうつけ」をします。
まだ2才児たちは拍手もよくわかりませんので、私がひときわ大きな拍手!それにつられて園児たちも拍手!
先生方は「ドレミ唱」を大きな声とジェスチャーで堂々と発表!
それを見ていた園児もニコニコ!

「さあ、今度はみんなの番よ!発表会ごっこをしましょう!」と言うと、さっきまで壁にもたれて座っていた園児たちも他の園児たちもパッと立ってくれました。
「さあ、一列に並んでおじぎができるかな~?」
まだ2才では無理だろうと予想していましたが、できています!
先生方と同じように「おじぎ」と「ドレミ唱」を歌ってくれました。

こんなにできるとは!と、先生方も私も、大拍手です。新年度になりたて2才児が、こんなに上手にできたことは、前代未聞!
すごいの一言です。
その雰囲気が園児たちに伝わり、最後までレッスンがスムースにできました!
\(^o^)/

次のレッスンは5月15日です。上の写真は、レッスン前に撮った「こいのぼり」です。風がなかったので立っています。(^_-)-☆

4/17 保育園のお庭は「桜」と「しだれ桜」が美しいです。

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0才クラスでは、先週のお試し保育(保護者と一緒)が終わり、今朝から一人です。そんなせいか、ちょっとしたことで泣いてしまいます。こういうときは、ピアノも優しく優しく弾きます。

その他のクラスは、例年より落ち着いているような気がします。これは「異年齢の園児たちと交流する」ことを園が取り入れているからかもしれません。

1-2才クラスでは、私が「♪ラララ~」と歌い、園児の顔の前に音叉をマイクに見立て、出します。園児は、ちょっぴりはにかみながら「♪ラララ~」と歌ってくれます。8割程度は、正しくラの音程で歌えます。予想だとまだ幼いので歌えないのではと思っていたのですが嬉しい誤算でした!これを続けていくつもりです。

年少クラス…心の中で「年少になったのね。」という思いで心がトロトロになってしまいます。ドミソ・ドファラ・シレソの和音をすぐに答えられる形に変えていく練習をしました。そして某音楽教室のTVで流れる「ドレミファソラファミレド」を最後まで強弱をつけて歌いました。TVの力は偉大なり!みんな上手に歌えました!

年中クラス…鍵盤ハモニカに入って2度目のレッスンですが、楽しくて仕方ありません。「ケンとバン」の本を使いながら「パイナッポーペン アッポーペン」を替え歌にしながら進めています。踊りながら鍵盤ハモニカを指さしたり、園児たちの集中も途切れません!ありがとう、ピコ太郎さん!と伝えたいです。

年長クラス…先週、右手を左手が追いかける「カノン」もどきのゲームをして、それを宿題にしていましたが、今日は、これを遅く・普通に・速くの3種類です。みんなやる気満々です!楽しいからやってみようと思う!できるようになり始めると、完成させたいと思う!これらを積み重ねていくと上達していきます。楽しみなクラスです。

4/10 きょうから新年度です!

DSC_0005.jpg
この園に来て、初めて満開の桜に遭遇しました!(写真参照)
そして今日が新年度初日だそうです。もちろん音楽レッスンも初めて!どうなるやらと思っていると、みんな立派で驚きました。きっと緊張のスタートだからかしら?来週はどうかな~?

〈0才児〉はお母さまと一緒の赤ちゃんばかりです。お母さまたちにリラックスをしていただきたいので、『プチわかーるピアノ レベルA』を使って、どんなことを目的にしているかを簡単に説明させていただきました。
レッスン始めと後では、赤ちゃんの様子がはっきり変わります。音楽に刺激され、体もお顔も楽しさがはじけます!

〈1才、2才児〉にも新しい乳児が入ってきましたが、とても自然にみんなとできています。体を音楽に反応させて動いたり止まったり良い感じです!

〈年少クラス〉では一人だけ「ママがいい!」と泣きじゃくっている子がいて、こちらまで胸がしめつけられます。その子を抱っこしながら、皆に座ってもらいました。まだ新しいお友達の名前も覚えていないようです。そこで*ちゃんのお名前をみんなに覚えてもらったあと、「*ちゃんは、初めての保育園で、お母さんと離れて泣いているのよ。みんなが初めての時は、どうだった?」と問いかけると「私も泣いた!」「僕もさみしかった!」と次々にお話をしてくれました。そのあと私からみんなに…「*ちゃん、私がいるよとかぼくがいるよ。」と声をかけてもらうようお願いをしました。
みんなも年少さんになったばかりで、*ちゃんに気をくばる余裕がなかったのです。だからこそ、初日にお友達になってほしい!と思って、お話の時間を持ちました。

〈年中クラス〉は、初めての鍵盤ハモニカを手にして自慢げです。「ケンとバン」の本で鍵盤遊びをしたあと、チューブだけで空気の音を聞いてもらいました。それは、鍵盤ハモニカに接続する方を耳に入れてチューブに流れる音を聞いてもらいます。みんなシーンと不思議な音を聞きます。そのあと、口にくわえる方で息を吹く練習をしました。

〈年長クラス〉すでに私とのつきあいも6年目で、みんな慣れ親しんでいます。一人「疲れたよ~、できないよ~。無理だよ~」と私の出方を見ている園児に、「本当ね、大変そうだ、こっちの壁のところで休んでいてね。」と移動してもらい、そのまま他の園児たちとレッスンを続けていました。しばらくすると「もう疲れが取れたから戻るよ。」と言いに来ました。私は「あ~、嬉しい!やっぱり年長になると疲れも早くなくなって、みんなと一緒にできるね!えらい!」とレッスンに復帰です。この子たちと最後の1年間、大切にしたいです。


3/13 平成28年度のレッスンが終わりました。

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0才児からレッスンをしていた年長さんたちとも、きょうが最後。毎年ながら一番辛い日です。
でも明るくと思って、こんなお願いをしました。

「もう保育園では会えなくなるけれど、きっと、どこかで会えるわよ!そのとき、みんなは、《あ、田村先生だ!》って、わかるかもしれないけれど、私は、みんながいっぱい大きくなっていて、誰だかわからないと思うの。それでみんなから私に声をかけてほしいの。
それでは練習してみましょう。

ここはスーパーマーケットで、私がみんなに気付かずに買い物をしています。←(私がそのように演じます)
さあ、みんなが私を見つけました!どうするんだっけ?」

園児たちはいっせいに「田村せんせ~~~!」と大声で呼んでくれました。
それに気付いた私はみんなの所に両手を広げながら「久しぶり~!」と走っていきます。
みんなはゲラゲラ。

「次は、もっともっと長い間会えないでいたときの練習しましょう。←(私が杖をついて、腰をまげ歩いているマネ)
ここは道路です。ころばないようにゆっくり歩いている私をみんなが見つけました。どうするの?」

当然、園児たちは「田村せんせ~~~~!」私は耳に手をあて、うん?というような顔をしてまわりをキョロキョロします。そしてみんなに気付き、杖を振る。

…多分、こんなレッスンする先生は、どこにもいないでしょうね。でもこれで別れが明るくできました。みんな、私は本当に気付かない人だから、絶対に声かけてね。
卒園、おめでとうございます。

レッスンの最後は一人一人にハグとキスをしました。もちろんみんな恥ずかしがって逃げました。ハハハ。これからの人生を応援しています。

上の写真は、ピンクとブルーのピアノの紙に、園児たちからの寄せ書きをいただきました。思い出に残っている音楽レッスンを書いてくれました。ありがとう!私はとても幸せな時間を過ごせました。感謝。
プロフィール

T. Tamura

Author:T. Tamura
田村智子:http://www.musickey-piano.com/ 
国立音楽大学ピアノ科卒業後、アメリカにてピアノ指導法を学ぶ。岩瀬洋子氏と共にMusic Key Piano Schoolを設立。テキストの執筆など著書は100点以上。ピアノレッスンの傍ら、全国でピアノ講座を展開。また保育の分野で、0~6才の園児や教師を指導。
地球温暖化防止の『ほっきょくがとけちゃう!サンタからのSOS!』の絵本と作曲を手がけ、Help the Earth基金を設立。

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