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はじめに♪

桜の下で園児 (4).jpg
長年続けてきた音楽教育を『社会福祉法人道心あそか保育園』の園児にも取り入れさせていただくことになりました。

♪園で過ごす生活のいろいろな場面に音楽を取り入れ、より心豊かに、穏やかに過ごせるように!
♪聴力が最も発達するこの時期と、保育園での生活が重なるので、その能力を十分に発揮できるように!
♪『体の動きに合わせた音楽・心の表現を素直に出せる音楽・お約束事などのルールを学ぶ音楽』
  これらのことが園児たちの暮らしに役立てられることを願っております。

そんな人間の成長の中で一番吸収の活発な保育園の子供たちの様子などを、この
いをだてるけがいのない保育園 音楽ブログで紹介させていただきます。

https://www.facebook.com/profile.php?id=100011678868076

6/10 0才児のあかちゃんたち

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先週は真夏の暑さでしたが、昨日あたりから肌寒く、今朝は寒いと思うほどでした。
そのためか、0才児クラスでは熱を出した赤ちゃんの欠席が目立ちました。

登園した赤ちゃんたちも何となく元気がなさそう。レッスンの途中《バッハ:平均律クラヴィーア曲集 第1巻 前奏曲1番》を弾くことにしました。そして途中からグノーのアヴェ・マリアを静かに歌いだすと、あらあら・・・だんだん目が閉じ・・・心地よい眠りに入ってしまいました。そのまま弾き終わってもシーン・・・聞こえるのは寝息のみ。
この雰囲気を壊すわけにもいかず、時間が早めでしたが、そっと寝かしてあげました。

そこへ、次の1才児クラスの園児たちが入って来ました。いつもは「キャー!」と嬉しさ爆発、元気印で突入してくるのに、今日は違っていました。
シーッと口に手をあて、抜き足差し足で、赤ちゃんを起こさないように細心の注意を払っています。1年前は、この子たちも0才クラス。お姉さんお兄さんになりました。(^^♪

2才児クラスでは、リズムセットを使って、いろいろな打楽器を試してもらいました。どんな音がするのかな? どう動かしたら音がでるかな? など、まずは、園児たちの初めて見るリズム楽器・・・木の楽器・鉄の楽器・皮の楽器・・・感触も音も違います。一つ一つとても興味を持っている様子がよくわかります。だんだん慣れていってもらいたいなと考えています。

来週は、年少・年中・年長の保護者参観があります。いつもは、園児たちだけでレッスンをしていますが、「ご家族と触れ合いながら」音楽を共有できたらいいなと思っています。






6/3 2才の音楽せんせい誕生!

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2才児のクラス担任から、とても嬉しいお話をうかがいました。
それぞれのクラスにもピアノが置いてあります。
ある日、一人の乳児がピアノの椅子に座って、「ワンワン」と言いながら4分音符のリズムでピアノを弾き、他にも「にゃ~あん」で2分音符、「チチチチ」で8分音符を正確に弾いていたそうで、それを見た先生方はビックリされたようです。
私も「2才で?!」と半信半疑でしたが「本当なんですよ!私たちも、じっと見入ってしまいました!」と、驚きの表情。
0才児からずっと音感やリズムのレッスンをしてきましたが、このような形で表現してくれたとは!すばらしいニュースです!

ピアノを弾きたがる園児の中に、上からバンバン鍵盤をたたくときがあります。「優しく弾いてあげてね。」と言っても、何が優しいかがまだわからない様子。その子の頭を優しく「いい子、いい子」となでてあげてから「ピアノさんにも*ちゃん、いい子いい子してあげてね。」と言うと、ソフトなタッチになります。「わ~!ピアノさんも*ちゃん、ありがとう!」って言ってるわよ!と更になでなでしてあげると、満足して皆のもとに戻ります。

0才児クラスに、生まれてから3か月の乳児さんが入られました。そんな赤ちゃんは、ピアノの音が気になって仕方ない様子。パッチリ目を見開いて、鍵盤を見て、耳もピンとたっているようです。大事な大事な時期です。大切に音楽を育んでいってほしいです。

1才児クラスの乳児を見ていると、みんなが歩いたり、走ったりしていることに、私は感激してしまいます。去年の0才児クラスを思い浮かべると、その成長に胸がいっぱいになってしまいます。まだ何を話しているかは、わかりませんが、それぞれ個性が出てきています。
そういえば、先週、ぬいぐるみのクマさんだったかを、おんぶ紐で背中にくくりつけて入ってきたときは、思わずそのかわいさに、ピアノを弾きながらメロメロになってしまいました。こんな宝物のような時間を持てることに、感謝してもしきれないです。「ありがとう!」

5/27 幼児の場合は何か素材があった方が良いことがわかりました。

あかずきん

前々回では、「ももたろう」の絵本を、園児たちのお話をたくさん加えて、体で表現することをしました。
前回は、みんなの希望でハワイに行くことを想定したレッスンをしました。その時の様子はブログで少し触れましたが、他の園児たちのお話の展開の速さに追いつけず、それと共に体もどう動いていいかわからず、戸惑う園児たちがいました。

今日のレッスンでは、絵本「赤ずきんちゃん」を使いました。
絵本を使うことによって、前回、戸惑っていた園児たちも状況が具体的にわかりやすく、楽しそうに表現していました。まだ人生経験が少ない分、イメージの範囲も狭いのかもしれません。そういう意味で、しばらく絵本とリトミックの合体を続けた方がいいのかと思っています。毎回、園児を見ながらの実験になるでしょう。

その「赤ずきんちゃん」は大盛り上がりで、時間が足りなくなり、「続きは、次にしましょうね。」と言ったとたんブーイング、中には涙目になる子まで!そのくらい、楽しかったのでしょう。

では、どんなふうにしたか・・・登場する「赤ずきんちゃん・狼・鳥・ウサギなど」即興の音を決めておき、どの音のときに何を表しているかを瞬時に動きます。さあ、それでは物語がスタート。

おばあさんの病気のお見舞いに行くために、クッキーを焼くことにしました。お粉・卵・牛乳を入れます。その度に音が変わります。そして混ぜて、伸ばして、好きなクッキーの形をそれぞれイメージして、何個か型を押して、鉄板に並べて、オーブンに入れて、焼いて、熱いから手袋をして、ふ~ふ~さまして、プレゼントする紙袋に入れて・・・とお伝えするだけで、1ページですることが、いかにたくさんあるか、わかっていただけたと思います。そんなわけで、時間は足りなくなったのです。

やることも多いけれど、質問もいっぱいです。お家の人が病気になったら? もしあなたが病気になったら? 病気のとき誰もそばに居なかったら?・・などなど、園児たちが考えられるだけの意見をあちこちで言い始めます。絵本の世界と自分の体験したことが近づいていきます。

リトミックで正確に4分音符を歩いたり手を打つことも良いことですが、もしそれが自分たちのイメージでのリトミックだったら、表情もイキイキしてきます。勉強ではない「作り上げる世界」がそこにはあるように思えます。










5/20 レッスンは園児たちが決める!

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年長クラス、部屋に入って来るなり「きょうは、アメリカに行くんだよ!」「違うよ、ディズニーランドだよ!」「南極だよ!」と口々に行きたい場所をおねだりする園児たち。
話したいことが山ほどある園児たち!それでは全部行ってみよう!ということでレッスンが始まりました。
ディズニーランドに行ったらジェットコースターに乗りたいというので、ピアノでだんだん上に上がってから急降下する音を即興演奏!それを聞いて園児たちはキャーキャー真剣に乗った気分で動き回ってくれます。
次は、南極に!ペンギンがいるそうで、その歩き方を見せてくれました。足先を上げてペタペタ歩いてくれます。
「あのね、歩くのは遅いけれど、海の中ではとっても早く泳ぐんだよ!」と教えてくれます。ピアノも海の音でスピードをあげます。
「ね~、なぜペンギンは海の中で早く泳ぐの?」と私。「だってお魚をとるから、早く泳ぐんだよ。」の言葉に納得。
ピアノでお魚をとる音を付け加えます。・・・とまた、
「あのね、ペンギンは赤ちゃんに餌をあげるためにお魚をとるんだよ。」の言葉に、感心している私。「でも全部赤ちゃんにあげたら、親のペンギンはお腹すかない?」と私。
「じゃあ、半分を子供にあげて、あとは自分で食べればいいよ。」の意見。
「でもさ~、赤ちゃんは魚をそのまま食べれないから、小さくしてあげなければいけないんだよ。」の意見にまたまた感心する私。早速、その音を付け加えて、みんなで動きます。
南極ではペタペタ歩くペンギン、海に潜るペンギン、魚をとるペンギン、赤ちゃんがたべやすいように魚を小さくしてあげる親ペンギンをピアノの音の変化でリトミックしました。

他のクラスでもそうですが、《園児たちの考えで、発展していくレッスン》は、とても貴重に思えます。まるで私が生徒で、園児たちが先生のようにも思えます。

そんな中、涙目の女の子が来て「私、何をしていいか、わからないの。」と戸惑っています。「*ちゃん、わからないことを、ちゃんと言ってくれて、偉いね!とっても嬉しいわ!」と私。実は、一見してみんなが体で表現しているようにも見えますが、その動きをどうしていいかわからない園児もいます。みんなの変化に対応できず、オロオロしてしまうのです。そういう園児たちに私も、目を向けなければいけない!という反省です。

動く前に、もっとイメージを伝え、どんな動きがみんなはしたいのか、一度立ち止まって考える時間を作らなければいけません。今回は、私にとって、どうレッスンをすすめるかを園児たちに教えてもらえました。

来週は、どこに行くのか楽しみです。(^^)/
プロフィール

T. Tamura

Author:T. Tamura
田村智子:http://www.musickey-piano.com/ 
国立音楽大学ピアノ科卒業後、アメリカにてピアノ指導法を学ぶ。岩瀬洋子氏と共にMusic Key Piano Schoolを設立。テキストの執筆など著書は100点以上。ピアノレッスンの傍ら、全国でピアノ講座を展開。また保育の分野で、0~6才の園児や教師を指導。
https://www.facebook.com/profile.php?id=100011678868076

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