はじめに♪

桜の下で園児 (4).jpg
長年続けてきた音楽教育を『社会福祉法人道心あそか保育園』の園児にも取り入れさせていただくことになりました。

♪園で過ごす生活のいろいろな場面に音楽を取り入れ、より心豊かに、穏やかに過ごせるように!
♪聴力が最も発達するこの時期と、保育園での生活が重なるので、その能力を十分に発揮できるように!
♪『体の動きに合わせた音楽・心の表現を素直に出せる音楽・お約束事などのルールを学ぶ音楽』
  これらのことが園児たちの暮らしに役立てられることを願っております。

そんな人間の成長の中で一番吸収の活発な保育園の子供たちの様子などを、この
いをだてるけがいのない保育園 音楽ブログで紹介させていただきます。

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1/16 2017年初めてのレッスンがスタート!

ミカン狩り

久しぶりのレッスンだったせいか、どのクラスも興奮して気持ちも上の空っぽい園児が多く見受けられます。

そこで…
「いいお天気だから、ミカン狩に行きたいけれど、どう?」の質問に、みんな乗り気です。
そこでルール:
①みんなは、音楽に合わせて歩きます。
(中間の音域で園児たちの様子を見ながらテンポ・音量を変化・休符など、を入れて弾く)

②ミカンは四方の壁の高い所に生っているので、ジャンプをしないと届きません。(スタッカートの高音を演奏)

③「ミカンを採ったら、どうするの?」の質問に「皮をむいて食べる。」と園児たち。(皮をむいて食べるような音を演奏)

④みんなの邪魔をする怖い音が聴こえたら、壁の所で座ります。(低い音で不気味そうに演奏)

⑤一人の年長の子が「クロールできるよ!」というおしゃべりから年長クラスだけ、この⑤を加え、床で泳ぎます。(気持ちよさそうに泳いでいる音を演奏)

これら①~⑤をランダムに演奏して、園児たちは即時反応をします。
どこのクラスも、「全員が真剣に、そして楽しそうに」音楽に反応してくれました。

そのあとで、本題の「音楽レッスン」をします。
まず、年少クラスは春から鍵盤ハモニカを始めるので、「ケンちゃんとバンくん」という「鍵盤」を覚える導入をします。

年中さんは、「オリズムピック」と「ドレミファソランド」を使ったレッスン。

年長さんは、年中さんと同じ本を使いますが、もっと高度なリズムと音の配列を学んでもらい、小学生になる準備をしました。

レッスンの始めに、まとまりがないと思ったときは、まず音によって、体で反応することをして、そのあとに、真剣に考えることをすると、とても効果がある!ということを発見しました。こちらを向いていなければ、何をやっても身につかないということ。
やはり、教師が「その時、何をするのが最善か?」を瞬時に考える力をつけなければと改めて思いました。園児たちに感謝です。



12/19 のびのび今年最後のレッスンです!

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16日の発表会を終えた園児たちは、披露した曲を、きょうもやって~!とおねだりしてくれました。嬉しいです。

きょうのレッスンは、リラックスした中で「楽しさ満載でやろう!」と決めていました。幼児クラスでは「お餅つきごっこ」を咄嗟に思いつき、大きな円になって座り、足を前に出してもらいます。「手:おもち・つき」「床:トン・トン」を4回、左手を受け皿にして右手をにぎり「まわ・して」「クルックルッ・クルッ-」を4回、「おも・ちを・のば・して」の4拍で上下に手でお餅を引っ張っているまねをします。

次に「何入れたい?・何入れたい?」とみんなに聞きます。これは面白かったです。
年少クラス:「フライドチキン!」「ジュースい~っぱい!」「ブドウとイチゴと…」
年中クラス:「アイスクリーム」「チョコレート」「シャケ」
年長クラス:「きなこ」「あんこ」「なっとう」
…成長と共に、だんだん現実っぽくなっていく???

乳児クラスでは、レッスンの半分以上をピアノの即興をし続けて、園児たちがそれをどう感じて表現していくか…私は何もしゃべらずに園児たちの動きをみながら、音の表情を変えていきます。決まったリズムパターンなどない中に、音楽の流れの変わり、音色の違い、強弱の違い、さまざまに反応してくれました。

あ、0才児のある園児が、ドレミ唱の中で「ファファファー」と正しい音程とリズムで声を出してくれました!先生方も本当に驚き、私もとても嬉しくなりました。

今年最後のレッスンが終わりました。来年は1月16日です。
どうそよいお年をお迎えください。(‘◇’)ゞ

12/16 発表会が終わりました。

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1才から年長さんまでの発表会、たくさんのご家族がいらっしゃり、後ろのカメラ席にも芸能人の記者会見のごとく撮影機材が並んでいます。

園児たちは、舞台という高いところにいるのが不思議でキョロキョロする子、いつも以上に張り切っている子、会場のお家の方に手を振る子、緊張している子、さまざまです。

でもどんなことがあっても、お客様たちはあたたかく見守っています。その中には、一緒に歌ったり、園児たちと同じ動きをする弟さんや妹さんの姿も見受けられます。きっと応援しているつもりなのでしょうね。

私は、年中さんと年長さんの鍵盤ハモニカの伴奏をしました。年中さんは今年初めて鍵盤ハモニカをしたので、曲の流れをお隣同士の音に編曲しなおしました。

年長さんは去年から始めたので音の幅を広げました。どちらの曲も「クラシックの演奏会」という雰囲気を出しました。子供っぽい曲ではなかったので、ご家族の方はどう感じられたでしょうか…。

最後は年少・年中・年長の3グループに分けて、歌うことにしました。
年少はメロディーのみを歌います。
年中と年長は2声(それぞれが違うメロディー)で歌いあったり、ハーモニーが3つの和音で歌われ、最後は全員がハミングします。
去年は「ほたる」のアカペラでしたが、今年の歌は、もう1段階レベルUPしました。
その成長をお感じいただけたら嬉しいですが、どうでしょうか…。

本当は客席で、じっくり演奏を聴きたいのですが、伴奏をしなければならず、バランスのことが気になり、また全体にどのような響きで会場に伝わったかが、いつもわからないままです。ご家族のお感じになったことが少しでも聞けたらと思います。

毎年、私は入口付近で臨時に売るお菓子を数点買い求めます。これは、この町の施設の方がお作りになったお菓子です。できたてのお菓子をほおばりながら、このブログを書いています。

園児たち、そしてご家族のみなさま、そして何よりも園の先生方、「発表会おめでとうございました。すばらしかったです!」(‘◇’)ゞ

12/12 発表会がもうすぐです!

yjimage9P3QONMI.jpg 今週、年1回の「音楽発表会」があります。

オープニングは年長さんが長い竹を横にして、それをたたく「あそか囃子」です。これは、私が園に関わった初年度に作ったもので、掛け声なども入るリズム打ちです。「あそか保育園・あそか保育園・おはやしだ(ヤー)」などの部分は、3連符3連符8分音符2つという複雑なリズムになっていますが、毎年年長さんの恒例になり、発表会が幕開けします。

1・2才のクラスでは、担任の先生方がリトミックを物語風に作り、園児たちの普段の様子をご紹介します。私が乳児クラスでチェックすることは、ある場面から違う場面にお話が変わるときに、音楽がその「間」をつむいでいくことです。
毎年、その「つなぎ」をどう表現するか、先生方と考えながら音を作りだします。
音楽をブスッと切らないで進めて行く大切さを乳児にも感じてほしいのです。

年少さんクラスは、カスタネットのリズム打ちや歌で表現できることをクラス担任が考えてくれます。楽しさをお客様に感じていただけるように、そして園児たちの表現が生き生きしているように。たとえ、タイミングがずれていても、輝いていればよい!と思っています。

年中、年長クラスは歌+パーカッション、そして鍵盤ハモニカです。今年の鍵盤ハモニカの曲は、大人っぽい曲を選びました。とかく小さい子は元気な曲と思われますが、しっとりした曲も彼らなりに受け止め、表現できることが今回わかりました。この鍵盤ハモニカも音をはずしても良い!その子の感じるままに音楽の中に入っていればと思います。

「間違わず全員がそろうまで練習しよう!」ではなく、個々の園児たちが「音楽を感じられる体験をしてもらう」ことが大切だと私は考えています。
たとえば鍵盤ハモニカが上手に吹けないから嫌い!ではなく、上手に吹けないけれどみんなとのハーモニーを感じて気持ちが高まる…それをこの時期に感じてほしいのです。

園児のご家族にお願いがあります。当日、お子様が何かミスをしたとしても、参加したこと、それが素敵なのですから、「あそこが間違えたね」「ちゃんとしてなかったじゃない」などの言葉をどうかどうかおっしゃらないでください。
満面の笑顔で「よくやったわね。とても良かったわよ!ありがとうね。」と声を必ずかけ、抱きしめてあげてください。

会が終わってから「お家の人は、何て言っていた?」と私が聞くと、「何にも…」と返事をする子がいます。
私は胸が痛みます。「良かったよ」の一言をお子様に伝えてください。では金曜日にお会いしましょう!




プロフィール

T. Tamura

Author:T. Tamura
田村智子:http://www.musickey-piano.com/ 
国立音楽大学ピアノ科卒業後、アメリカにてピアノ指導法を学ぶ。岩瀬洋子氏と共にMusic Key Piano Schoolを設立。テキストの執筆など著書は100点以上。ピアノレッスンの傍ら、全国でピアノ講座を展開。また保育の分野で、0~6才の園児や教師を指導。
地球温暖化防止の『ほっきょくがとけちゃう!サンタからのSOS!』の絵本と作曲を手がけ、Help the Earth基金を設立。

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