はじめに♪

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長年続けてきた音楽教育を『社会福祉法人道心あそか保育園』の園児にも取り入れさせていただくことになりました。

♪園で過ごす生活のいろいろな場面に音楽を取り入れ、より心豊かに、穏やかに過ごせるように!
♪聴力が最も発達するこの時期と、保育園での生活が重なるので、その能力を十分に発揮できるように!
♪『体の動きに合わせた音楽・心の表現を素直に出せる音楽・お約束事などのルールを学ぶ音楽』
  これらのことが園児たちの暮らしに役立てられることを願っております。

そんな人間の成長の中で一番吸収の活発な保育園の子供たちの様子などを、この
いをだてるけがいのない保育園 音楽ブログで紹介させていただきます。

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9/25 教師の思いえがく模範解答が、実際には…?

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この保育園では、年中さんと年長さんのクラスが鍵盤ハモニカを使います。
園によっては、鍵盤ハモニカをテーブルの上に乗せて使いますが、この園では、動きながら吹けるように、左手で鍵盤ハモニカを持ちます。園児にとっては、この持つ作業も始めは難しい!

次に、チューブを口に持っていくことが大変!慣れるまでは、ピョンとチューブが口から飛び跳ねてしまいます。その苦労がわかるのは、「つばが飛び散る!」ことです。(*_ _)
息を吹く力も、タンギングする舌の力も、必要になります。

さあ、それができて、やっと1つの鍵盤に1本ずつ指を置いていくことをします。これがまたまた大変!親指や小指が鍵盤に置けない子がいっぱいいます。ギュッと1本の指だけを握りしめる子、1本指だけで弾きまくる子、いろいろです。

きょうは、そんな指5本を順番に鍵盤に置いてもらう練習として、こんなことをしました。
「今から、私が鍵盤ハモニカを吹きますけれど、みんなと何か違うことをします。それはいったい何でしょう?」と前置きをして吹いていると、すぐに何人か手をあげています。

吹き終わってみんなの意見を聞くと、「ウロウロ歩きながら吹いていた!」「ちょっと間違えて吹いてた!」「上ばかり見ていた!」などの意見。

私の心の中:どれも当たっているけど、《鍵盤を(手を)見ないで、吹いていた》という答えが欲しいのにな~…。

そこで今度は鍵盤ハモニカを隠して吹くと、気が付いてくれました!
みんなも指を一つずつの鍵盤に置いて、ノリでくっつけて落ちないようにしてみてね。

それじゃ、ドドドーレレレーミミミーファファファーソソソーと鍵盤を見ないで吹けるかチャレンジ~~~!

今度のレッスンは3週間後なので、両方のクラスに、それを宿題にしました。どうなるのか楽しみです。(^^♪

9/11 あまりの温度差に体がついていけない園児たち

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朝から暑くてぐずっている園児が多いように感じます。
9時からの0才児クラスは、3分の1ほどの赤ちゃんが泣いています。まだ生後まもない小さな赤ちゃんの泣き声…とても大声なのです。いつも泣いているのには慣れている私がびっくりするほどです。元気と泣き声は関係するのかしら?と思いますがどうなんでしょう。

その0才クラスもレッスンを始めると泣いていた子もニコニコ。音楽に合わせて、自然に足や手を動かし、体全体でゆっさゆっさと動きます。リズムも感じていますね。

乳児たちは音叉が大好きで、もっともっととせがみます。今回、頭の上で音叉が聴けるかどうか試してみました。その時「ビヨビヨビヨ~~~ン」という声を私が出しながら頭を振ります。園児たちはキャッキャ笑って頭に手をやり、私にも!と催促です。なぜか聞こうとすると目が上を向いています。その姿がまたかわいい!なんだかとっても穏やかなほんわり感がお部屋を包み込んでいます。

乳児の頭を触ると私より柔らかいのです。これは大人より音叉の周波数を感じやすいのでしょうか? 毎回いろいろな発見であふれています。

年長クラスで「ラドミド」という音を指1353で弾く練習をしたのですが、先週に引き続き、ピアノで弾いてもらいました。ラドミドの音がなぜか私は「バドミントン」と言う言葉に聞こえます。それでバドミントンと言いながら歌うと、園児たちは大喜び!「ラドミドが吹けたらバドミントンって言ってもいいよ~!」を聞いて、練習にも熱が入ります。来週はお休みですが、その次のレッスンが楽しみです。

あっ、そうそう、きょうは無言のリトミックをしました。ピアノの音に興奮して、キャーキャー叫ぶ子が多くて、人数も多いのでピアノが聞こえません。そこで声を出さないゲーム!というのを急きょ作って、声を出したら出口そばのコーナーに入ることにしました。

みんな声を出したいのを我慢していますが、耳は敏感に反応することができました。これは、とても良い結果になり、これからも続けていきたいと考えています。

来週は祝日なので2週間後がレッスンです。(^^♪

9/4 鍵盤ハモニカを忘れた園児は目に涙をためて…

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涼しい朝でした。でもお部屋の中は園児たちのエネルギーでやはり暑いです!
年中さんと年長さんは鍵盤ハモニカのレッスンもするのですが、忘れた子がいて、涙ぐんでいます。「ピアノの所にいらっしゃい。」と手招きしました。始めはモジモジしていた*ちゃんでしたが、何度かピアノで練習すると、弾けるようになりました。

すると他の園児たちもピアノで弾きたい!とやってきたので、急遽、数名ずつピアノでレッスン! 鍵盤ハモニカで弾けても、ピアノの方が指に力を入れないと音が出ません。そういう意味ではきちんと打鍵する練習になり、良かったです。 

乳児クラスでは、先生に抱っこしていないと不安な園児がいました。その子を見ていると、ただ抱っこをするのではなく、ちゃんと向かい合ってしっかり抱っこしないと安心しません。担任が用事があり離れると、とても不安そうです。

私は、その園児を抱っこしながらピアノを弾きましたが、長時間は無理があり、他の先生にチェンジ。でもなぜかその子のことが気になって仕方ありません。なるべくアイコンタクトを取るようにしました。レッスンが終わった後、その子がニコッと笑いました。私はとても嬉しくなりました。心の中で音楽を感じられれば、健常児と同じ!とも思いました。

あるクラスでは、みんながレッスンをする用意ができている中、走り回っている子がいます。その子は、みんなに注目してほしくて「わざと走る」のだそうです。今週はそれを知りませんでしたので、思い切り走らせてあげて、みんなもじっと待ってあげたのです。でも来週はあえて、走っても気にしないようにしてみて、様子を見ようと思います。

毎回、次回はこんなことを試そう、あんなことをしてみようと、レッスンが終わってもいろいろなことを考えます。それがまた楽しいし、早くレッスンしたい!と思います。
また来週まで!

8/28 秋に向けて、さあ、またスタート!という感じがするのは私だけでしょうか?


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保育園の夏休みは、大体3日間です。学校の夏休みと比べると、とても短いのですが、親御さんたちはお仕事があるので「3日も休める!」ということになります。
園児たちを見ていると、短い休みだからこそ、輝く時間を満喫してきたようにも見えます。
私のレッスンは3週間ぶりです。

どのクラスも落ち着いていました。きょうは、2才から年長までの4クラスは最後の10分に同じテーマでリトミックを行いました。
もちろん、やる内容はレベルを変えています。

ピアノでとても低い音を演奏すると、園児たちはキャ~~~~!と叫びながら隅の方に逃げます。毎回のこのパターンを崩したい!と思ったので…
「この音は、ヘビがにょろにょろしているのよ。みんなは、へびになってほしいのだけれど、どうやったらいいのかしら?」の質問に手をニョロニョロしたり、体をくねらせています。「ヘビって、どこで動いているの?」とまた質問。「土の上!」と園児。「みんなが土の上でニョロニョロするのは、どうやるのかしら?」と私。しばらくピアノを弾き続けます。そのうち全員が床を這ってうごめいています。

次に高い音でチュチュチュチュといった感じの音を弾き「ネズミさんたちがヘビに食べられないように走っています。」という言葉を聞いて、みんなは走り出しました。

そこで2つのグループ(へび・ねずみ)に分かれて、音が聞こえた方が動くことをします。そのうち、両方の音が聞こえたらヘビはゆっくり、ネズミさんは食べられないように逃げることをしました。

どのクラスも、とても楽しそうでした。けれども興奮してしまうと…
「敏感に聴く」ことが後回しになりがちです。そこをどうしていくかは、こちらの指導にかかっていると今回も思いました。
なぜなら、始めは誰もピアノの音に注意を向けず、「遊び」としてヘビとネズミをしていたからです。
「今はどっちが動く音かな?」「今度は、どっちが動くのかしら?」「あれ?今度はどう?」など音がどうなっているかの注意を向けることをします。

これをさらに発展させて、音をもっともっと敏感に聴きながら、体が動けるようにできたらいいな~と思って、レッスンを終えました。
次回のレッスンがワクワクです!
プロフィール

T. Tamura

Author:T. Tamura
田村智子:http://www.musickey-piano.com/ 
国立音楽大学ピアノ科卒業後、アメリカにてピアノ指導法を学ぶ。岩瀬洋子氏と共にMusic Key Piano Schoolを設立。テキストの執筆など著書は100点以上。ピアノレッスンの傍ら、全国でピアノ講座を展開。また保育の分野で、0~6才の園児や教師を指導。
https://www.facebook.com/profile.php?id=100011678868076

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