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はじめに♪

桜の下で園児 (4).jpg
長年続けてきた音楽教育を『社会福祉法人道心あそか保育園』の園児にも取り入れさせていただくことになりました。

♪園で過ごす生活のいろいろな場面に音楽を取り入れ、より心豊かに、穏やかに過ごせるように!
♪聴力が最も発達するこの時期と、保育園での生活が重なるので、その能力を十分に発揮できるように!
♪『体の動きに合わせた音楽・心の表現を素直に出せる音楽・お約束事などのルールを学ぶ音楽』
  これらのことが園児たちの暮らしに役立てられることを願っております。

そんな人間の成長の中で一番吸収の活発な保育園の子供たちの様子などを、この
いをだてるけがいのない保育園 音楽ブログで紹介させていただきます。

https://www.facebook.com/profile.php?id=100011678868076

2/4 園児が汗をかき、窓をあけ、扇風機をつける…本当に2月?

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今日の温度・・・こんなに上がって地球は大丈夫?と心配します。

音楽室の中央に、白いテープで大きな〇の形が作られていました。
早速、その丸を池に見立てて園児たちにおさかなになってもらいました。
①まずワニが池のまわりからお魚をねらいますが、残念つかまえられません。
②次にゾウが長い鼻から魚を掃除機のように吸い込もうとしますが、これも残念。
③最後にキリンの長い首を使って魚をつかもうとしますが、またまた失敗。

①②③の役を私が演じ、白いテープの外側から、園児たちをつかまえようとします。
園児たちの騒ぎようと言ったら、それは大変なものです。

次に、ピアノで①~③を表現します。音の変化で何を演じるか反応してもらいます。
そこへ一人の子が急いで来て…「みんなが外に出たら、お魚がいなくなっちゃうよ。」
そこで、みんなの鍵盤ハモニカをお魚にして池に置いてもらいました。ますます面白くなります。

次は私が釣り人になり、皆はお魚に。勢いよく糸を投げ入れ、リールを巻くまねをすると、魚役のみんなは引っ張られるように私のもとへ!演技がうますぎます!他にも網を投げての魚とりなど、みんなの発想がどんどんふくらみます。

最後は園児たちが魚を釣ります。一人一人に何のお魚がつれたかインタビューをしてみました。「さしみ」「きんぎょ」「くじら」「ウニといくら」など面白い答えがいっぱいありました。

つくづく園児たちとのレッスンは楽しいな~と思いました。園児たちの発想の豊かさに触発されて、私もイメージが広がり、どんどん物語がふくらんで、体で表現していけるからです。
こういう柔軟な発想をいつまでも持ち続けていてほしいな~と心から願うレッスンでした。

3/28 乳児の保護者参観でした。

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★一番始めのクラスは1才児です。保護者の方全員がマスクをされていましたので、私のマスクも違和感がなく始められました。ほとんどの乳児はお家の方のお膝に座っていますが、時間がたつと共に、お膝から離れて自由に動き回る光景も見られました。
★二番目のクラスは0才児ですので、お家の方と一緒にレッスンを受けてくれます。でもいつもは元気に歌う子がなぜか、お家の方にべったりと寄り添い、歌ってくれなかったり…甘えん坊さんをしています。
★最後のクラスは2才児です。元気いっぱいで親を離れて自由に動く子が半分くらいはいました。もうお友達たちと遊ぶ世界に入っています。

今回、私が意識したことがあります。それは「スキンシップ」を音楽で、してもらうことです。
お家の方は、日々の生活が大変忙しく、なかなか「ゆったりと我が子と過ごす時間」を作りにくいと思ったからです。せめて音楽室での時間をたっぷり「わが子と遊ぶ」にできたらと、そこから計画を練りました。

クラスによって、課題となるレベルは違いますが、音が鳴っているときは、その音の雰囲気を感じて体を動かしていただき、音楽が止まったら「ハグする・ほっぺをなでる・頭をいい子いい子する」などしました。

親子向かい合って、目を見つめて、体を抱きしめ、その温かさをお土産にできたらと願いました。

最後のクラスが終わったときです…。お仕事のある保護者と園児は、そこでお別れです。昨年までは、一緒にランチをしていたので、親子一緒にお部屋を出て行ったのです。でも今回は、様子が違いました。
お家の方と離れたくない!泣いている子の多いこと!そしてお家の方の後ろ髪を引かれる思い!両方の気持ちがわかり、私は涙をぬぐうことができませんでした。

お家の方が、我が子を思いながらも、仕事に行かなければならない、その現実。その葛藤が私の胸をえぐります。

私にできることは、そのことを踏まえて、園児たちと楽しく接していける時間をプレゼントできるようにしよう!それだけしかできませんが、これからもお家のみなさま、宜しくお願いいたします。

1/21 「今年も宜しくお願いします。」の初登園!

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いつもながら、園児たちのお顔を見るとホッとして、とても穏やかな気持ちになります。園児たちは、ピアノの音への反応も研ぎ澄まされてきています。即興演奏している最中、私は何も言葉を発しません。その音で何をするかを体で表現してくれます。久しぶりのレッスンだったせいか、嬉しくて胸がぐぐぐとなりました。
特に面白いのは、「なるほど、こういう音だと、こういう表現をするのか」と予想とは違った動きを見つけたときは、とても嬉しくなります。
様々な感じ方や表現でいいのですから、自然体で動けるってすてきだなと思います。

音叉を、いろいろな素材にあてて、何が一番響くかを実験しました。ピアノの反響板、壁の板、窓ガラス、窓枠の鉄の部分など。面白いのは音の響き方がそれぞれ違うのです。園児たちも息をひそめて、どんな音になるか耳を立てます。誰もしゃべっていません。

リズムは2つのグループに分かれ、向かい合います。Aチームのリズム、Bチームのリズムを同時に打ちながら、まん中まで進んだらハグしあいます。これが嬉しい!みんな心がワクワクしていて、全体が楽しさで満ち溢れています。こういう空間が大好きです!

指導者が園児たちに何かを伝えたいとき…声、顔の表情、体全部を大げさに使って見せます。この伝え方をしないと、何を園児がどうするのか、まったくわからないことがあるからです。精一杯心を込めて伝えることの大事さを、ちょっと先生方にお伝えしたクラスがありました。とても素直な先生方は、すぐに実行してくださり、みるみる園児が変化していくのを実感されたと思います。これってエネルギーは、もちろんいることなのですが、一番ストレスがたまらず、元気になる源!と私は思います。

来週は、未入園児の3クラスが保護者見学です。お楽しみに!(^^♪


12/17 あっという間に今年最後のレッスンでした。

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年中クラスと年長クラスはリトミックをメインにしました。そして…こんな話をしました。「もし耳があまり聞こえない人がみんなを見ていて、ああ、きっとこんな音なんだな~。かっこいいな~、こわそうだな~、うれしそうだな~、とか、まるでみんなの動きで感じられるようにしてあげたいの。みんなは、好きなように動いてみてくれる? クラスの先生方は見学ですよ。」

どんな即興をしたかというと…カクカクとした音、高音のグリッサンドをした音、はうような低音の厚めの音などです。

園児は、どんな反応をするか興味しんしんでした。
どちらのクラスも始めは【恥ずかしそう!】がみんなの反応でした。
年中クラスは、「いいね~」など動きのある園児をほめていくと、それぞれが楽しそうに感情表現をしていくようになり、最後は本当に音楽を体で楽しんでいるというのが伝わってきました。

年長クラスはどうかというと、とても他の人を気にしています。そして【みんなと同じでないと不安】という感情が大きく支配していました。まだ年長なのに、これはどうしたことでしょう? もっと私はこう感じる、僕はこうだよ!というような動きを期待していたのですが、違いました。

今年最後のレッスンでしたが、年長クラスが卒業するまで、私と一緒にレッスンできるのは来年1月からわずかです。その間に、少しでも個を表現できることをしたい!と強く思いました。

実は、以前とても感受性の豊かな就学前のピアノの生徒がいました。あまりにすばらしく、親御さんに「将来も、この子の感性を潰さないように、したいですね!」と伝えました。けれども「みんな一緒」の生活が多くなり…それが原因かどうかわかりませんが、輝きがみるみるなくなっていったことを思いだします。

0才から音楽を楽しんできた年長さんたちが、どうか「私は、僕は、こう感じる!」という気持ちを大切にできますようにと、今年のレッスンを終えました。

次回は来年1/21です。良いお年をお迎えください。
プロフィール

T. Tamura

Author:T. Tamura
田村智子:http://www.musickey-piano.com/ 
国立音楽大学ピアノ科卒業後、アメリカにてピアノ指導法を学ぶ。岩瀬洋子氏と共にMusic Key Piano Schoolを設立。テキストの執筆など著書は100点以上。ピアノレッスンの傍ら、全国でピアノ講座を展開。また保育の分野で、0~6才の園児や教師を指導。
https://www.facebook.com/profile.php?id=100011678868076

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