10/17 しましまが流行り?
朝一番の0才児クラスでは、なんと多くの園児や先生方がストライプのお洋服!
しましまが並びました! もしカメラを持っていたら写真をとりたかったです。
ほとんどの0才児は、ヨチヨチ歩きができます。お部屋に来ると、すぐピアノのそばにやってきて、背伸びして弾きたがります。足をバタバタ踏み鳴らし、私の膝の上に乗せろと言葉にならない声で必死に訴えてきます。こっちの子、あっちの子、みんな、みんな「ピアノが大好き!」
0才以外のクラスでは、レッスンの始めと終わりに、園児たちとご挨拶をします。
今朝は、園児の何人かが座ったままです。クラスの先生が「はい、立ちましょう。」と言っても聞いていません。そこで私は「みんな~、座ってね。絶対立ったらダメよ。」と座っている園児を中心に「おすわり」します。
それだけで園児たちは「あれ?へん、立たなくていいの?」と、ムズムズしています。
その時点で十分こちらに神経を集中しています。無理して立たせるのも一つかもしれませんが、逆を行くこともたまには良いのかもしれませんね。
「みんなを引きつけるエネルギー」…例えば、何かをやろうと思ったとき、普通に話していては見向いてくれません。すぐに他のことに気を取られたり、お友達とおしゃべりや、遊びを始めたり、一人で走り回ったり、バラバラで、私が話をしていること自体、まったく気付きません。
「うん?なんだ?あれっ?おもしろそう!」と、こちらを見たくなるような事をすると、自然に体も耳もこちらを向いてくれます。よくやるのが無言で…足や手を使った4拍子の動きをします。すると園児たちがクスクス笑いながら、次々にマネをし始めます。すると他のことをやっていた子も、自然に参加して、最後には全員がマネっ子をします。ここで初めて、何をレッスンしたいかを伝えます。さあ、レッスンの始まりです。
瞬時に興味を持ちそうなことをこちらが、どれだけできるか…そこがポイントのように思います。
園児と接する私にとっては、ひと月に3回、各クラスを30分…とても貴重な時間です。
もちろん失敗することもありますが、めげずにダメなら、こっちの手はどうかと再挑戦します。それらが積み重なると、たくさんの指導の引き出しが増えるのではと毎回考えています。もっともっと引き出しが増えますように!
今週金曜日から年長さんのお泊り保育だそうです。そのため来週月曜の音楽レッスンは、お休みです。31日にまた会いましょう!