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8/22 台風を音楽で表現しよう!

台風N
きょうは、台風!レッスンする部屋は2階なのですが、園庭にある大きな大きな桜の木が、ザワザワと揺れています。ベランダには雨が打ちつけて、いつもの外とは大違い!

そこで鍵盤ハモニカの年中と年長クラスは「台風の音楽会!」
園児たちに窓からの景色を見てもらい、その景色を見ながら、鍵盤ハモニカで表現してもらいます。
①桜の木が大揺れ!その動きを見ながら吹きます。
②強い雨がテラスの床をはねています。どう表現するのでしょう?
③雷は鳴っていませんが、想像してもらい、その音を演奏してもらいます。

①~③の演奏で、どう弾いてという指示は何もしません。園児たちが感じたままに、好きな音を使って自由に吹いてもらいます。まさに即興演奏です。しばらくして、担任の先生と私が観客になり、発表会をすることにしました。

①~③の演奏です。担任も私もびっくりです。なぜって?それはちゃんと木・雨・雷を園児なりに吹き分けているのです。それらしい感じの音が奏でられていました。

いつも感じていることがあります。それは、誰も作ったことのない自分だけの音楽を自由な発想で演奏できる…こういうチャンスがどれだけあるのか?ということです。「すばらしい演奏」もいいけれど、「イメージが浮かび、それを表現できる演奏」を導きだすレッスンがどれほど世の中にあるだろうかと。

園児たちは、理論もコード(和声)もまだ知らず、聴きようによっては、めちゃくちゃと思われるかもしれません。でも、きょう聴いた演奏は、はっきり情景のわかるものでした。一般の曲のようにきれいなハーモニーではありません。むしろ現代音楽のようでした。グチャッとした音、パリッとした音、低い音などいろいろです。その一つ一つの音が、まさに表現しようとしている「木であり、雨であり、雷」を園児たちは描いていました。

私の一番の願い…それは感じたままに、こんなふうに、あんなふうにと音楽の表現の幅をふくらませることができる人間になってほしい!鍵盤ハモニカが上手に吹けるとか、楽譜どおりに弾ける、それも大切でしょうけれど、イメージは音楽だけでなく、他の方面…「多くの可能性を考えられ、行き詰ったときに打ち破るひらめきがある」など、頭を柔軟にするために、大いに役立つと思われます。残念ながら、大人になるほどイメージが萎んでいくような気がします。園児よ、自由であれ!

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プロフィール

T. Tamura

Author:T. Tamura
田村智子:http://www.musickey-piano.com/ 
国立音楽大学ピアノ科卒業後、アメリカにてピアノ指導法を学ぶ。岩瀬洋子氏と共にMusic Key Piano Schoolを設立。テキストの執筆など著書は100点以上。ピアノレッスンの傍ら、全国でピアノ講座を展開。また保育の分野で、0~6才の園児や教師を指導。
https://www.facebook.com/profile.php?id=100011678868076

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