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9/12 0才児のふ・し・ぎ

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またまた音楽の不思議さを0才児のレッスンで白鍵!じゃない発見!
その子は担任の先生に体をあずけて、足をのばしていたのですが、その姿が大人の男の人がソファーにもたれかかってテレビを見ているような雰囲気なのです。
ピアノの音に耳を傾けているようですが、顔の表情も、目の動きもあまり反応がなくて、どうしたのかしら?と思っていました。

ところが、レッスンの調度半分ぐらいたったころから、ピアノに合わせて手拍子はする、目は見開き、体が揺れ、本当に音楽に溶け込んでいるのです。0才児がここまでノリノリになれるの?と驚くほどです。前半の無表情からこの展開に「なぜ?」の私。

担任の先生が、車のエンジンがだんだん温まるように、ずっと音楽を聴きながら徐々に動き出していき、ギアがトップに入るとノリノリになるんですよ。と微笑まれながらおっしゃっていました。

なるほど~。これは0才児だけではないかもしれない!人間みんなそんなことがあるのではないかしらと。ピアノでもレッスン室に、何があったかわからないけれど、ぶすむくれて入って来た子が、帰るときはルンルンになっていたり、つまらなそうに弾いていた子が、いつのまにか感情たっぷりにピアノを奏でていたり…。こういうことは、私自身にもある!と気付きました。今朝は本当に良い勉強をさせてもらいました。

さて、蝉のリトミックをしたのが確か1か月以上前のこと。それなのに年少・年中・年長さんたちがそれぞれ部屋に入ってくると「蝉やって~!」と毎週アンコールがあります。でももう蝉は鳴いてないし…と思っていました。
しかし、あまりの熱望! そこでレッスンを早めに切り上げ、最後のちょっとした時間に皆の好きな蝉のリトミックをしました。けれども何も言わずにピアノを弾くと、その音が変化しただけですぐに蝉だ!と、気付き、みんなの顔がニッコリ!

今回は同じことをしてもマンネリだと思ったので蝉が飛ぶときに音楽をちょっと変えて、その変化を体で表してもらいました。しかし、みんな耳がいい!音の変化、どういう音が何をイメージしているかをすっかり学んでいます。すばらしい!
でも、次回は他のことをして、これを卒業としたいです。

どの園児たちも、音楽での達成感を感じられれば、次のレッスンが楽しみになります。
園児を見ながら、ピアノレッスンではどうか…と、置き換えて考えます。ピアノの生徒たちが生き生きと音楽を奏でるためには、私も工夫したレッスンをいつも考えねば!

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プロフィール

T. Tamura

Author:T. Tamura
田村智子:http://www.musickey-piano.com/ 
国立音楽大学ピアノ科卒業後、アメリカにてピアノ指導法を学ぶ。岩瀬洋子氏と共にMusic Key Piano Schoolを設立。テキストの執筆など著書は100点以上。ピアノレッスンの傍ら、全国でピアノ講座を展開。また保育の分野で、0~6才の園児や教師を指導。
https://www.facebook.com/profile.php?id=100011678868076

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