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11/21 音楽室でよく目にする光景は…

かけっこ
園児のお部屋は居心地の良い空間を作るため、一部屋が3つのセクションになるよう家具が配置されています。
そのためか音楽室の広々とした空間を見ると、自然に走りたくなるようです。そして同時にキャーキャー声も出したくなります。
園児たちの気持ちは、よくわかります。このエネルギーを放出しないと、レッスンがスムースに運びません。

でも、好き勝手に走ると、体のコントロールができずに、他の園児と接触してしまいます。
そこでいつもするのが「STOP」です。これはピアノで「カウントの音のみ」を弾いて、他の音を鳴らしません。心の中でカウントを感じ、足は止まることをします。
けれども全員がピタッとそのとおりにすることはありません。何人かは、ちゃんとこちらを見ながら「わざと」動いています。
もう一つがオンサの「ラ」を歌うことも効果があります。

2才児クラスで、園児たちの動きを見続けながら、何も言わずに即興でいろいろ弾いていました。
音の感じの違いを聴きながら、様々な動きをしてくれます。そんな中、一人の園児がまったく音を聴かずに走りだしました。

しばらくすると、その走っているのを見て、まねする子がちらほら。なるほど!こうやって気が散っていくのかと、ある意味、感心しながらピアノを続けていました。
そして、よくよく見ると、走り回っている数人は、全員が男の子!これにはビックリ。

そこで「運動会で走ろう!をします。」と言って、女の子は応援団、男の子たちは壁際の所に集まってもらい、1番に走り始めた子に、全力で走ることをお願いしました。
それは壁の反対側にある窓の枠にタッチしてもらい、もとにできる限り速く戻ります。

みんなの注目の中「タッタッタッター!」の合図で「一人だけ」走ります。そのあとも一人ずつ走りました。
恥ずかしそうに控えめに走る子、一人で不安な子、そんな中、たった一人だけ全力で走った子、
一人一人がその子らしい表現をしています。そんなお友達を見ながら、それぞれに何かを感じています。

みんなが走り終わってから、楽しかった様子がわかったので、「一人走りをまたしましょうね!でもピアノの音が聴こえたら、音を聴きながら動いてね。」と、お願いをしました。

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プロフィール

T. Tamura

Author:T. Tamura
田村智子:http://www.musickey-piano.com/ 
国立音楽大学ピアノ科卒業後、アメリカにてピアノ指導法を学ぶ。岩瀬洋子氏と共にMusic Key Piano Schoolを設立。テキストの執筆など著書は100点以上。ピアノレッスンの傍ら、全国でピアノ講座を展開。また保育の分野で、0~6才の園児や教師を指導。
https://www.facebook.com/profile.php?id=100011678868076

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