12/5 春かしら?と思うような、ふんわりした一日になりました。

園に行くと、子供たちの嘔吐下痢は収束しつつあるとのこと。でも大人が今度は心配だそうで、またまたマスク着用になりました。
先週は半分以上の園児たちがお休みだった0才児クラスは、みんな元気にレッスンができました。
4月にはベビーベッドにいた子や、やっとお座りができる子も、この時期になると、しっかり歩けます。
部屋に来るなり、ピアノへまっしぐら!ピアノを弾きたくて仕方ありません。でも話すのは、まだできません。ジェスチャーで「抱っこして」と目で体で私に訴えます。それを見ると私もがんばって…自分で言うのも何ですが…左の足と右の足それぞれに園児2人をだっこ。この体力がいつまで持つか…腰痛持ちにとっては笑顔の反面、どうか体が無事でいますようにと思いながらやっています。
朝9時から休憩なしにレッスンをしますが、どうしてもトイレに行きたくなり、クラスが変わるときに急いでトイレへ!ドアを開けた途端「あ、田村先生、なぜトイレに行くの?」と3才の子から質問。「え?だってトイレに行きたいからだけど…だめ~?」と私。「うん!だめ~~~~っ!」と言われました。(うそでしょう?トホホ)
幼児クラスのレッスンであることをもう一度やってみようと提案すると、「いいよ。その代り、終わったら『セミ』をやってね。」と交換条件を出してきた子がいました。それを聞いていたお友達たちも「やって!やって!」の合唱。
そこでレッスンを早めに切り上げて、リクエストのあった『セミ』をすることに。
あれは、セミが大合唱していた夏の終わりにやった『セミ』のリトミック…覚えているかしら?と思いながら、あえて何も説明しないでピアノだけ弾き始めました。
驚きました!みんなは、どういう音のときはどうするかを覚えていたのです!インパクトのあることをするというのは、忘れずに記憶されているのだと感心しました。
『セミ』をするときの園児たちの目は、輝きに満ち、クラスが一つになっています。
みんなは、大満足でレッスン室をあとにしていきました。