9/4 鍵盤ハモニカを忘れた園児は目に涙をためて…

涼しい朝でした。でもお部屋の中は園児たちのエネルギーでやはり暑いです!
年中さんと年長さんは鍵盤ハモニカのレッスンもするのですが、忘れた子がいて、涙ぐんでいます。「ピアノの所にいらっしゃい。」と手招きしました。始めはモジモジしていた*ちゃんでしたが、何度かピアノで練習すると、弾けるようになりました。
すると他の園児たちもピアノで弾きたい!とやってきたので、急遽、数名ずつピアノでレッスン! 鍵盤ハモニカで弾けても、ピアノの方が指に力を入れないと音が出ません。そういう意味ではきちんと打鍵する練習になり、良かったです。
乳児クラスでは、先生に抱っこしていないと不安な園児がいました。その子を見ていると、ただ抱っこをするのではなく、ちゃんと向かい合ってしっかり抱っこしないと安心しません。担任が用事があり離れると、とても不安そうです。
私は、その園児を抱っこしながらピアノを弾きましたが、長時間は無理があり、他の先生にチェンジ。でもなぜかその子のことが気になって仕方ありません。なるべくアイコンタクトを取るようにしました。レッスンが終わった後、その子がニコッと笑いました。私はとても嬉しくなりました。心の中で音楽を感じられれば、健常児と同じ!とも思いました。
あるクラスでは、みんながレッスンをする用意ができている中、走り回っている子がいます。その子は、みんなに注目してほしくて「わざと走る」のだそうです。今週はそれを知りませんでしたので、思い切り走らせてあげて、みんなもじっと待ってあげたのです。でも来週はあえて、走っても気にしないようにしてみて、様子を見ようと思います。
毎回、次回はこんなことを試そう、あんなことをしてみようと、レッスンが終わってもいろいろなことを考えます。それがまた楽しいし、早くレッスンしたい!と思います。
また来週まで!